瀬戸内レモン香るブイヤベース
魚介の旨みスープでリゾット

『naturam』
杉浦和哉 オーナーシェフ

枠にとらわれない自由な発想で“イノベーティブフレンチ”を提供する、二子玉川の一軒家レストラン「naturam(ナチュラム)」オーナーシェフ・杉浦和哉氏にIH土鍋Karlを活用したオリジナルレシピを考案していただきました。

土鍋の魅力はそのままに、
素材がふっくら仕上がります。

今回はKarlの9号と6.5号を使用して、魚介の旨味を最後まで堪能できるブイヤベースとリゾットを考案しました。フレンチのシェフとして自分なりの観点で新たなレシピ提案をと思い、過去に南フランスで積んだ仕事の経験も活かしてブイヤベースに決めました。実際にkarlを使用してみると非常に軽く扱いやすく、土鍋本来の機能はそのままに食材の旨味を引き出し、素材をふっくらと仕上げてくれて驚きました。

魚介の旨味を最後まで堪能。
1つの鍋で完結するレシピ

このレシピは、最初から最後までkarlのみを使って調理をしています。Karlで一度食材に焼目をつけ取出し、風味や旨味、香りが鍋に残っているところに再度、具材を戻し煮込むといった調理スタイルによって、食材から出た旨味を余すことなく料理は完成。調理道具をいくつも使用する必要がないため洗い物も増えず一石二鳥です。ブイヤベースを堪能した後はお米と合わせリゾットにする事でもうひとメニューを楽しめます。魚介本来の旨味を最初から最後まで存分に楽しめるレシピになっています。

瀬戸内レモンを盛り付けて、
見た目も爽やかな一品が完成。

メニューに柑橘類を取り入れるのは、お店の特徴でもあります。「naturam」では普段からフルーツや野菜をふんだんにメニューに取り入れていて、直接農家さんへ伺って生産背景をきちんと知り、納得した上で選定した食材を使用しています。スペシャリテは特に定めていないのですが、最近は魚介がメインになってきています。日本人は世界的に見ても魚の扱いに優れていると言われていて、日本人シェフとしてその調理技術を世界に向けて発信していきたいと思っています。

瀬戸内レモン香るブイヤベース 魚介の旨みスープでリゾット 瀬戸内レモン香るブイヤベース 魚介の旨みスープでリゾット

CHEF’S RECIPES

フレンチ

瀬戸内レモン香るブイヤベース
魚介の旨みスープでリゾット

KAL0108BE 9号/ベージュ、KAL0208GY 6.5号/グレー

KAL0108BE 9号/ベージュ
KAL0208GY 6.5号/グレー

材料

材料(4人分)

  • 真鯛切り身

    4枚(大きい場合は半分に切る)

  • 有頭海老

    4尾

  • 帆立貝柱

    4個

  • アサリ

    200g

  • 玉葱

    1/2個

  • 人参

    1/4本

  • セロリ

    1/3本

  • トマト

    250g

  • ニンニク

    1片

  • 生姜

    2スライス

  • 白ワイン

    200ml(辛口がおススメ)

  • 40ml

  • 塩こうじ

    大さじ1

  • 瀬戸内レモン

    1個

  • タイム

    適宜

  • ローズマリー

    適宜

  • サフラン

    適宜

  • ピーマン赤・黄・オレンジ

    各1/3個

  • イタリアンパセリ

    適宜

リゾット用

  • 玉葱

    1/4個

  • 1カップ

  • 180ml

作り方(調理時間40分)

STEP1
STEP
1

鍋にオリーブオイルをひき、手でつぶしたニンニク1片を加えて香りを出し、塩胡椒をした鯛、海老、帆立の表面に焼き色を付けて香りをつけ、一度取り出す。(このタイミングでは中まで火は通さない)

STEP
2

玉葱、人参、セロリはみじん切りにする。

STEP3
STEP
3

余分な脂を除いた鍋に[step2]を加えて半透明になるまで炒め、先程取り出した魚介類を再び鍋に戻しいれる。アサリ、トマト、白ワイン、水、生姜、塩こうじ、ハーブ、サフランを加え強火で一度沸騰させてから蓋をし、約10分弱火で煮込む。

STEP4
STEP
4

瀬戸内レモン、ピーマンを薄切りにスライスして鍋の中に並べて蓋をし、さらに 2 分ほど弱火で煮込む。最後に味見をして塩、胡椒で味を整える。

STEP5
STEP
5

皿に盛りつけて、イタリアンパセリを飾る。

STEP6
STEP
6

完成

アレンジレシピ

[アレンジレシピ]
リゾット用のお米を鍋で炊く。
玉葱のみじん切りをオリーブオイルで炒めて、お米を加えて軽く炒める。水を加えて蓋をし弱火で 7 分、火を消して 7 分蒸らす。(少し芯が残っている位でOK)
ブイヤベースに加えて軽く煮込み、皿に盛り最後に粉チーズと黒胡椒を振る。

naturam

ナチュラム

naturam 店舗外観
杉浦 和哉 オーナーシェフ

ナチュラム

杉浦 和哉 オーナーシェフ

1982年大阪生まれ。高校卒業後千葉のレストランで修業を始め21歳でフランスへ。ブルターニュ地方や南仏のレストランで経験を積む。帰国後は約10年間都内のレストランに勤務、シェフ等経験し再渡仏。その後、2014年MARKTシェフを経て、2018年店名を新たにnaturamのオーナーシェフへ。2021年日本茶カフェ「naturam RYU-RYOKU by Kazuya Sugiura」を監修。

  • 住所

    〒158-0094 東京都世田谷区玉川1-17-16

  • 電話番号

    03-3708-7723

  • 営業時間

    Lunch 11:30 - 15:00(L.O 13:30)/Dinner 18:00 - 22:00(L.O 20:00)

  • 定休日

    毎週火曜日/水曜日

  • URL

    https://www.naturam.tokyo.jp/

  • ※コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。
    店舗のホームページにてご確認の上ご来店いただきますようお願いいたします。
  • ※紹介したレシピは実際にお店で提供しているメニューではございません。
  • ※シェフは、写真撮影時のみマスクを外しています。